外壁のひび割れ(クラック)は、多くの住宅で見られる劣化症状です。
しかし、ひびの種類や大きさによって危険度は大きく異なり、
放置すると雨漏り・構造の傷みにつながる可能性もあります。
この記事では、外壁のひび割れの種類、原因、修理が必要なサインをわかりやすくまとめました。
■ 外壁のひび割れの種類とは?
外壁のひび割れにはいくつかのタイプがあり、種類によって危険度が異なります。
▼ ひび割れの種類と特徴
| 種類 | 特徴 | 危険度 |
|---|---|---|
| ヘアークラック | 0.3mm以下の細いひび | 低 |
| 構造クラック | 2mm以上の深いひび、段差あり | 高 |
| 乾燥クラック | 施工直後に起きる網目状のひび | 中 |
| 縁切れクラック | コーキング周りに沿うひび | 中 |
| 外壁材の割れ | サイディングが割れている状態 | 高 |
細いひびでも放置し続けると悪化するため、早めの点検が必要です。
■ ひび割れはなぜ起こる?主な原因
🔹 1. 気温差や湿度変化による膨張・収縮
外壁は、夏の日射や冬の冷気により膨張・収縮を繰り返します。
その負担により細かなひびが生じます。
🔹 2. 地震や建物の揺れ
揺れによって歪みが生じ、外壁に深いひびが入ることがあります。
🔹 3. 経年劣化
塗膜の防水性が落ちると外壁材が水分を吸収し、ひび割れが起こりやすくなります。
🔹 4. 施工不良
モルタル塗りの不具合や、下地材の処理不足は乾燥クラックを引き起こします。
🔹 5. コーキングの劣化
サイディングの継ぎ目のコーキングが縮むことで、ひびが周囲に発生します。
■ 要注意!修理が必要なひび割れのサイン
次のようなひび割れが見られたら、専門業者による点検や補修が必要です。
✔ 1. 幅2mm以上の深いひび
構造クラックの可能性があり、雨水が内部へ入り込む危険性が高いです。
✔ 2. 外壁材に段差があるひび
外壁自体が動いているため、早急な補修が必要です。
✔ 3. サイディングの欠け・割れ
この状態は塗装では直らず、部分交換が必要なケースもあります。
✔ 4. 室内に雨染み・カビがある
外壁のひび割れが原因で雨漏りしているサインです。
✔ 5. コーキング周りのひびが広がっている
コーキングの寿命であるため、打ち替えが必要です。
■ ひび割れの補修方法
ひび割れの種類によって補修方法は異なります。
✔ ヘアークラック
→ 上から補修塗料で塗装すればOK
(フィラー塗装で埋められることが多い)
✔ 乾燥クラック・縁切れクラック
→ 下地調整+上塗りで補修可能
✔ 構造クラック(深いひび)
→ シーリング材や樹脂モルタルで補修
→ 必要であれば外壁材の交換も検討
✔ サイディング割れ
→ 部分張り替え or カバー工法が必要な場合も
■ まとめ:ひび割れは放置せず、種類と大きさで判断することが大切
外壁のひび割れは、
小さなヘアークラック
深刻な構造クラック
など種類によって危険度が大きく違います。
幅2mm以上・段差あり・割れている場合は危険サイン。
早めに専門店へ点検依頼することが、外壁材や住まいを長持ちさせるポイントです。
ペイントホームズ堺店では、ひび割れ診断から最適な補修方法のご提案まで対応可能です。
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